銀ぶら〜銀河でぶらり こんひろし〜

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この映像業界に身を投じてはや22年。
業界入りを決定づけたのは、あの夏の日に見た。1本のアニメ。
「○○戦○○○ト」・・・ああ、自分もこんな映画が創りたい!
そんな、どこにでもいそうな田舎の少年でした。


今年は、暑い、熱い夏でしたね。皆さんはこの夏はいかが過ごされましたか?
(てか、今週は涼しいですね)

私の夏休みは、何年かぶりに、家族をおいて一人でカヌーを持ち出し
リバーツーリングしてきました。
ひたすら漕ぎ、炎天下の中カレーを作り、喰い、誰もいない渓谷に上陸し、
奥地を散策。そして川で泳ぐ。

疲れ果てたカヌーの上で、灼熱の太陽に身をさらした時、ふと襲われた後悔の念 ------

今年のはじめは、焦り、失望、そして、怒りの幕開け。
我が人生で最大級の危機でした。
ひたすら作品の為だけに猛烈な勢いで駆け抜けた冬。
最後の最後まで支えてくれた「忘時」スタッフ、ピンチヒッターをかってくれた
「永分」スタッフ達、全員が全力いや、死力を尽くした闘いの日々。
春の声を聞く頃には、心も体も、まさに「灰」と化してしまいました。
そして、「終わったんだ」という喪失感。
正直「銀鉄よ、しばしさらばじゃー」って感じでしたね。

今思い返すと、もっと良い環境をスタッフさんに提供出来なかったのか?あのシーンの、あの台詞はあれでよかったのか?音楽は?あのカット割りは?PRは?などなど・・・
もの作りを生業としている人なら誰しもが襲われるものです。

-------------- 蝉時雨が響く中。
あの少年だった頃の夏を思い出しました。

そうだ、あの時誓った思いはこんなもんじゃない!!

この2作品で得たものを次の作品に生かし、
次回作は、さらに皆さんのド肝を抜く作品をお届け出来る様に頑張ります。




さあ、漕いで漕いで、漕ぎまくるずぇい!!


2007年 夏